リアルな医院研修の内容や様子をお伝えしていきます。
ラ・プレシャス三人娘・長女の星崎です。
早いもので今年も後半戦に突入しましたね。
個人的には、後半戦はとても幸せな忙しさに追われる予感です。
夏の暑さにも負けず、頑張っていきたいと思います。
歯科衛生士インストラクターとしても、日々勉強させていただいています。
経験を積んでいきたいので、お仕事させていただける事に本当に感謝です。
7月から始まった新人研修の模様を書かせていただきます。
7月3日蒸し暑い日曜日、三人娘の次女・中谷と三女・更谷と共に、岡山県にある医療法人社団 東風会グループの新人研修にお伺いさせていただきました。
本年度4月に入社された1年目の新人さん6名と2年目さん2名の基本スキルアップを目的に4日間研修をさせていただく予定です。
東風会グループの各医院から「ひまわり歯科」さんに衛生士さん達が集まっての研修
外観も内装も可愛くてとても綺麗な「ひまわり歯科」さんのロゴは、ひまわりが歯ブラシを持っており、ひまわりが大好きな私はテンションが上がりました。
初日の午前中は、まずは会社の紹介とインストラクターの個人の自己紹介から。
研修生8名の緊張気味な顔と空気感に、私たちスタッフも少し緊張していましたが、話し出すとついつい長く話してしまう私に合わせて、中谷も自分の思いをしっかり少し長めに話し、その間ひとり焦っていたのは末っ子の更谷。笑
考えていたコメントじゃ短すぎると感じ、きっと頭の中がパニックに!
顔が赤くなりながらもその場で自分の思いや考えを研修生の皆さんにしっかりと伝えられていた姿に…姉は心の中で拍手していました。笑
その後は、研修生の皆さんに自己紹介をしていただきました。まだ緊張気味の皆さん
名前・経験年数・医院名・困りごと・こうなりたいという目標もお聞きし、最後に好きな物・人・事などもお話していただきました。
仕事の話だけでなく仲良くなるための話のきっかけを見つけるために話してもらいましたが、知らないアーティストさんの名前に20代前半の方達とのジェネレーションギャップを感じてしまいました。笑
自己紹介が終わる頃には、みんなの表情もほぐれているのを感じました。
そのまま、午前中は私が担当の「プロービング講義」
その後、中谷担当の「プロービング実習」デモをお見せし、いざ研修生にペアになってもらい実習へ。
「最初が肝心」
新人さんに向き合う時にいつも感じます。
今回の研修生さんたちも、実際にはまだ患者さんにプロービングをされていない方がほとんどでした。
毎日、何度も持つミラー、持つ場所によって粘膜排除の仕方が変わります。
基本中の基本となるプローブの持ち方。
センサーとして働く中指の役割を臨床では必ず必要とします。
わかっているからできるまでなんども練習を繰り返します。
そして、術者・患者さんのポジションの取り方。
ポジションの取り方一つでやりやすさ、やりにくさが決まります。
どれもこれも基本的な動作
毎日繰り返すことだからこそ、最初が肝心。
『自分にも患者さんにも優しい』をめざしての研修のスタートです。
実習が始まるといろんな声が聞かれました。
「鏡視が難しい〜」
「こんなにポジションって動かなくてできるんですね〜」など。
直視して見ようとされていた新人さんが多く、姿勢・ポジションが何度も変えなくてはならず、また患者さんとも距離もかなり近くなっていました。
若くても毎日、その体勢をとっているので中には肩凝りが…腰痛が…なんて、声も。
同じ体勢で仕事する事が多い衛生士の私たちは、「疲労困憊しない、自分にも患者さんにも優しいポジションの取り方」が大切になってきます。
午後からもプロービングの実習。
飲み込みが早く、ポジショニングもプロービングも形になってきている研修生達の姿を見て、嬉しくなりました。
最後に患者さんへの検査表の説明の仕方をお伝えし、来月の研修までできるだけ練習してね!と最後の挨拶。
その時は、みんなとの距離が縮んでおり朝の挨拶とは全く違う空気感に居心地の良さを感じました。
在来線に乗ると雨が…新幹線に乗り岡山を出る頃には止み、大きな綺麗な虹を見る事ができました。
晴れの国・岡山。
最後に綺麗な虹のプレゼントをもらって帰阪しました。
来月は「スケーリング」の研修です。
また、東風会の研修生の皆さんにお会いできる事を楽しみにしています。
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