
こんばんは。
今週はバックエンドの里見がお送りします。
日々の診療の中で、
そんな患者さんはいませんか?

みなさんは、そのような時どのような配慮をされていますか?
実はそのような様子の背景の中には、口腔機能の変化を示すサインが隠れていることがあります。
今回は見逃しやすい口腔機能低下のサインと、診療時の工夫についてご紹介します。
Contents
スケーリング中にむせてしまう
お水を口の中に溜められない
このような症状は、高齢の患者さんに多い印象があるかもしれません。
実は40代以降でも
といった様子がみられることがあります。
これらは単なる「歯科治療への苦手意識」ではなく、口腔機能がうまく使えていないサインかもしれません。
口腔機能低下症でいうと、
などが関係している可能性があります。
また、オーラルフレイルのサインが隠れている
将来的に口腔機能低下症のリスクを抱えている
そんな可能性もあります。
スケーリング中にむせてしまう
水が溜められないという場合
舌や口唇、嚥下に関わる筋機能が十分に働いていない可能性があります。
そのような方には低位舌の改善や、舌後方・嚥下機能を意識したトレーニングがおすすめです。
ラプレッスンでは、低位舌や嚥下機能に着目したトレーニング方法についても解説しています。
口腔機能低下症でみられる所見や症状と、それに対するトレーニングと対処法について
パタカラ体操では舌の奥を使う「カ」が大切なポイントです。
このような患者さんをスケーリングする時

「気を遣うし
チェアタイムがかかりそうだな…」
と身構えてしまうかもしれません。
ですが患者さん自身も

「苦しいから歯医者に
行きたくないな」
「またむせたら
嫌だな」
というストレスを抱えながら来院されているかもしれません。
なるべく楽に施術を受けていただけるよう、少し工夫をしてみましょう。
ヘッドレストを調整し、顎を少し下げた状態にします。
顎が上がった状態では、嚥下もしづらくなるためむせやすくなります。
ヘッドレストを起こし、必要に応じて背板も少し起こしてスケーリングを行います。

術者は姿勢が崩れやすく、場合によっては立位でスケーリングを行うことになるかもしれません。
しかし、患者さんが楽に安全に処置を受けられることも大切です。
排唾管がない医院さんや、どうしても難しい場合は、部分的にでもアシストをお願いするのも一つの方法です。

結果的にチェアタイムの短縮につながり、患者さんにとっても安全で快適になります。

水が喉へ流れ込みにくくなり、むせの軽減につながります。

など、その方の状態に合わせて器具や手順を調整することも有効です。
いつもの流れ通りに進めるのではなく、患者さんに合わせて処置内容を選択することで
術者と患者さん双方の負担を減らすことができます。
口腔機能精密検査や指導について、

“検査をしても
口腔機能低下症に該当しなかったら
どう説明しよう”
と悩まれている衛生士さんも多いかもしれません。
しかし、検査項目が基準値内であったとしても、将来的なリスクが全くないとは言い切れません。
口腔機能低下症と診断されていなくても
などのサインが見られる場合には
予防的な視点で口腔機能に目を向けることも大切です。
検査がきっかけとなり、患者さんがご自身のお口の機能に関心を持つことも少なくありません。
口腔機能低下症は、高齢になってから突然始まるものではありません。

子どもの頃に口腔機能をしっかり獲得し、成人期に維持することが、将来の口腔機能を守ることにつながります。
だからこそ高齢者への対応だけでなく、全年代の患者さんの口腔機能にも目を向けていく必要があると思います。
口腔機能のトレーニングに関する動画は、ラプレッスン内で公開しています。
ぜひ日々の臨床にお役立てください。
先日トミヤさんのデンタルエキスポにて、伊藤直人先生の講演会を拝聴してきました。

終始興味深い内容で、メモを取る手が止まらないあっという間の2時間半でした!
ここ2年ほど、子供たちと一緒にママも楽しむことを目標にしています。
先月は初のジップラインに挑戦しました!
淡路島「ニジゲンの森」にて、ゴジラの中の口に飛び込むジップラインです。

めちゃ怖かった〜!!
けど今回やらなければ人生で経験することがなかったと思います。
息子よ、機会をくれてありがとう~。

バックエンドの里見が新着動画をレビューします。
人気のアシスタントワークシリーズ!
浸潤麻酔カードリッジのセット方法です。
特に 麻酔の追加で針が刺さったままカートリッジの交換を行う方法を、正しく操作できるように確認して見てくださいね。
私も9年のブランクを経て復職する前に、この動画見たかったな~と感じました(笑)

カートリッジの装填、交換方法
短いカートリッジを使用する場合
主訴、全身状態、生活背景を順に伺っていき、今回は最後の患者背景についてです。
医院として、歯科のプロとして『このように治療していくべき』というのが、患者さんにとって本当の希望であるとは限りません。
患者さんへ寄り添った聞き方、心持ちが理解できる動画です。
ぜひ衛生士さんも、助手さんもご覧いただきたい内容です。
歯科衛生士の診療に
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