患者さんへの関わり方や院内教育で悩むDHへ。少しずつ知識を増やしませんか?

更谷真耶 更谷真耶

# コラム

 

こんばんは!更谷です。

先日、 ラプトレOSAKA にて新たな受講生をお迎えして始まった、 SRPセミナー でとっても嬉しい再会がありました。

 

嬉しい再会

遡ること数年前、私は母校の専門学校にて歯科衛生士概論という授業を受け持ちました。

1年生に向けて、歯科衛生士のお仕事について知ってもらうというものでした。

当時もラプレシャスと歯科医院で掛け持ちをしながらお仕事をしていましたが、ただ単に楽しいだけでなく様々な経験しながら、やっぱりこの仕事が好き!と思える歯科衛生士のの魅力についてたっぷりお伝えしました。

その授業の締めくくりに、こんな言葉を当時の1年生に送りました。

『3年後、同じフィールドでお会いできることを楽しみにしています。』と。

 

あれから数年、晴れて歯科衛生士になった当時の学生さんが今回のセミナーに参加してくださったのです。

ついに同じフィールドで一緒に学べる時が!

 

それだけでなく、

『あの授業が忘れられなくて、ラプレシャスと関わりのある医院に就職したんです。今でもあの授業の資料は置いてあります。』

『今までも ラプトレOSAKA には来ていましたが、今回やっと更谷さんに会えました。インスタではいつも更谷さんいるー!とチェックしていました!』と。

こんなにも人が幸せになる言葉のシャワーを、自分の思いを、はっきりと言葉にして伝えてくださったことが本当に嬉しくて嬉しくて。

改めて、歯科衛生士のお仕事の魅力を伝えてきて良かったなぁー。

万人には伝わらなかったとしても、こうして誰かの心には響いていたんだなぁと感動でうるうるした出来事でした。

私たちは普段、人に原動力や希望を与えられるようにという思いで教育のお仕事をしていますが、実は私のほうが多くの衛生士さんから原動力をもらっていることを実感しています。

 

あの授業をした時、まだ若かった私はすごく緊張もしましたし、たくさんの自信があったわけでもありません。

しかし、あの年齢だったからこそ学生さんたちに伝えられたこと、響いた言葉もあったんじゃないかと思っています。

 

コミュニケーションに苦手意識がある方へ

同じように言えることがあります。

患者さんへの関わり方や院内教育で悩まれる衛生士さんはたくさんいらっしゃるかと思いますが、例えば2年目の衛生士さんが1年目の新人さんに教育をするとき、またはベテランの衛生士さんが新人さんに教育をするとき、それぞれにそれぞれの良さがあると思っています。

また、新人だからと患者さんとコミュニケーションを取ることを恐れる必要はないと思っています。

もちろん知識がなければ、患者さんからの質問に答えることができませんので知識や経験を身につけていくことは必要です。

そのために学び続ける努力も大切です。

知識が豊富なことももちろん患者さんにとっては安心材料ですが、衛生士が真摯に向き合ってくれているかということが何よりの信頼関係に繋がります。

患者さんからの質問に対しての返答に自信がなかったとしても、分からなかったら分からないままで終わらせないこと。

 

「一度先生に確認してからお伝えしますね。」や、「勉強不足で申し訳ありません。次回までに調べてお伝えできるようにしておきますね。」という一言が言える勇気と、 優しく真面目に目の前の患者さんを良くしてあげたいという気持ちで一生懸命に向き合っているかということが何より大事だと思っています。

人と人の関わりなのでもちろん一概には言えませんが、不思議とこういう感情は言わなくても所作や言葉遣いで伝わったりするんですよね。

コミュニケーションに苦手意識のある方は、まずは少しずつ知識を増やしていくのはどうでしょうか。

そのツールの一つとしてラプレッスンを是非お役立てくださいね!

 

こんな記事もみられています

Get In Touch

相談窓口

研修について
お気軽にご相談ください