スケーラーを長持ちさせるコツ

中谷はるか 中谷はるか

# コラム

 

みなさん、こんにちは!
今日は、バックエンド中谷が担当いたします!

 

早いもので8月も後半。
秋が待ち遠しいですが、まだまだ暑い日が続きそうですね。

 

 

スケーラーを長持ちさせるには

早速ですが、スケーラーを長持ちさせる秘訣ってなんだと思いますか?

 

  • 消耗しにくい素材のスケーラーを使う
  • スケーラーを使う頻度を最低限にする
  • 患者さんのプラークコントロールが完璧になってからSRPをする

どれもスケーラーを長持ちさせるための方法の一つです。

しかし、今回お伝えしたいのは、特別な器具や環境は必要ない、基本のキ。

 

『スケーラーを使ったら、必要な分だけシャープニングをする』ということです。

 

なんだ、そんなこと?
と思った方もいらっしゃるかもしれません。

 

ポイントは、“必要な分だけ研ぐことです。

 

では、「必要な分だけ」とはどういうことでしょうか?

 

スケーラーのエッジの鈍化具合に合わせてシャープニングをすることです。

そうすることで、無駄な消耗を防ぐことができるのです。

 

どのスケーラーも同じように研いでいると、鈍化具合に関わらず必要以上に研磨してしまい、一定のスピードでスケーラーは消耗していきます。

 

逆に、スケーラーの状態に合わせて研ぐ時間や力加減を調整すると、過剰な消耗を防ぎながら、いつでも良い状態を保つことができます。

 

シャープニング前に大事なこと

必要な分だけ研ぐスキルを身につけるためには、「テスティング」がめちゃくちゃ大事です!!

 

シャープニングの前に必ず、テスティングを行います。

 

テストスティックにエッジを食い込ませ、

  • どれくらい鈍化しているか
  • どれくらい研ぐ必要があるか

を判断するためです。

 

テスティングの3パターン

臨床で多いのは下記3パターンかと思います。

①エッジがスティックにしっかり食い込んで、このまま使えそう!

この場合は、仕上げのシャープニング。
(サクッと、110秒弱ほど)

 

②食い込みが少し甘い感じになっている

この場合は、軽い側方圧でエッジが食い込むまでシャープニングを。
35回、1分前後)

 

③食い込まず、滑ってしまう

この場合は、きちんとエッジを回復させるためにしっかりシャープニング。
10〜30分必要なことも、、、)

 

理想は絶対に①です!

 

研ぐ時間も短く、研ぐ量も少なく、その上エッジの状態はいつもベスト!

 

DHにも患者さんにも、そしてスケーラーの消耗が少ないことで医院にも優しく、win-win-winの器具管理なのです。

 

もし医院であまりシャープニングを行う機会がない方は、まずは研いでみるところから始めてください!

エッジがかからないスケーラーと、エッジがかかるスケーラーの違いを体感すると、もう研がずにはいられなくなるはずです。

 

シャープニングがルーティーン業務になっている方は、ぜひ次のステップとして

“必要な量だけ研いでいるか”
“過剰に研ぎすぎていないか

を意識してみてください。

 

研ぎ方がわからない、どうしても変形してしまう、など、お困りのことがあれば、
ラプトレOSAKAのシャープニングレッスンで解決のお手伝いができます。

 

ぜひ、エッジの見方や研ぐために欠かせない考え方など、インストラクターから直接聞いてみてください。

 

歯科衛生士の大切な相棒であるスケーラー、大切に育てながら使ってくださいね。

 

新着動画レビュー

バックエンド中谷が、新着動画をレビューします。

 

 

新着ベーシック動画
シャープニング 基礎編
リニューアル版
02.スケーラーの形態の比較

今日お伝えしたシャープニングを行うために欠かせない、スケーラーの形態についての動画です。

 

スケーラーの形態って?
よく聞く先細りって何?

という疑問を解決できる内容になっています。

 

先細りになる一番の原因は、原型を意識せずに研いでしまうこと。

そうならないために、いつも “原型をイメージしながらシャープニングするようにしてくださいね。

 

  • 先細りさせないための考え方
  • 正しいスケーラーの形態
  • 先細りしたスケーラーの問題点

 

新着ベーシック動画を見る

 

新着プレミアム動画
お悩み解決! こんな症例どうする?
03.下顎前歯部の超音波スケーリング実践編

臨床で出会う “ちょっとやりづらい症例” への対応方法をお伝えしています!

 

いつもと同じようにセッティングしているはずなのに、なぜか見えない、、、
という患者さんに時々出会うと思います。

 

やはり一人ひとり骨格や歯列が違うため、全員に対応できるセッティングはありません。

 

ただ、少しのコツで見えるように、当てられるようになることがあります。

ぜひ実践してほしい内容です!

 

  • 下顎前歯舌側 攻略ポイント
    その2『チップ・パワーの選択』
    その3『戦略を立てる』
  • 舌側の視野が確保しづらい時のポジショニング

 

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