シャープニング成功の要はテスティングから!

更谷真耶 更谷真耶

# コラム

 

こんにちは、更谷です。

 

立秋が過ぎ、暦上では秋がやってきました。

が、まだまだ暑い・・・これぞ残暑!ですね。

 

夏休みは普段なかなか会えない友人たちに会いに行き、
美味しいものをたくさん食べ飲みしてリフレッシュしてきました。

 

気温で秋を感じることはまだ無いですが、無花果やぶどうなど
お店で目にするフルーツなどから季節感を感じることも増えてきました。

 

フルーツはクッキーやチョコレートと違い歯に付きにくく、
糖質の違いなどからも虫歯になるリスクは低いと言われています。

 

が、pHが低く、口腔内が酸性に傾くものも多く
習慣的な摂取には気をつけた方が良い食品です。

 

患者さんの中でもカリエスリスクの高い方や酸蝕が見られる方には、
健康や美容目的でフルーツ摂取を習慣とされている方もいらっしゃいます。

 

特に秋は季節柄フルーツをたくさん摂取される方も多いです。

 

口腔内状況の変化がないか、しっかり診取っていきましょう!

 

テスティングの重要性

前回の私のブログ に引き続き、シャープニングのお話です。

 

シャープニングを行うにあたりテスティングの過程は必要不可欠です。

 

ただこのテスティングの動作、苦手な衛生士さんが多いのです。

 

テスティングの目的は

  1. シャープニングをする前
    どのくらいシャープニングが必要かを知るためのもの
  2. シャープニングをした後
    シャープニングでエッジがどの程度回復したかを知るためのもの

この二つに分けられ、必ずシャープニングの前後に行います。

 

そしてテスティングを行うときは、
必ずキュレットの第一シャンクがテストスティックと平行であることを確認しながら行います。

 

 

この角度を間違ってしまうと誤った角度でシャープニングを行なってしまい、
誤った場所にエッジができてしまう可能性があります。

 

その結果、口腔内で使用する際にキュレットを正しい角度で使用したとしても
根面にエッジがかからないということが起こってしまいます。

 

苦手とするひとつの理由に、
スティックに対してうまく側方圧をかけられないことが多いと感じています。

 

キュレットはもちろん、テストスティックの持ち方も重要です。

 

長いものは机の上に置いてみると行いやすいでしょう。

スティックの上に置く固定の位置によっても側方圧の掛けやすさが変わってきます。

 

キュレットの番手によって工夫が必要です。

 

 

今週のおすすめ動画

正しいテスティングを行うことが、キュレットの変形を防ぐことにも繋がります。

 

動画で詳しくお伝えしていますのでぜひご覧ください!

 

動画を見る

 

 

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