こんにちは!
今日のブログはチームバックエンドの木部が担当いたします。
今年に入ってからペリオを好きになる5日間コース(略してPL)に潜入するため、月に1度千葉支部(勝手に呼んでいる)から大阪に出張しております。
このメルマガを大阪に行く車中で書いていたら降りる駅を乗り過ごしました。
新幹線間に合ってよかったー!
先月来阪した時は身にしみるような寒さでしたが、この1ヶ月ですっかり春の陽気に。
春は気温差が激しいので、みなさま体調お気をつけください。
先月のPL2日目『ネクストビジョン様でお口を見てみよう』実習のモデルになったのをきっかけに
岡村からTBIを受けるというスペシャルな出来事がありました!
お恥ずかしい話ですが、何十年も下顎犬歯の歯頚部を電動ブラシ以外でうまく磨けた試しがありません。
(お目汚し失礼します)
タフトブラシも色々使ってきましたが磨きすぎると退縮するし、痛い。
歯ブラシを縦にしても全然磨けない…泣
今回プロ中のプロ岡村から「この歯は磨くの難しいね」と言ってもらい、なんかとてもホッとしました。(これが共感のパワーか!)
歯が細く、付着歯肉の幅が狭いのでこのような状態であると受講生の皆さんに説明していました。
気になるTBIの内容ですが
タフトブラシを使って歯頚部→歯冠方向に磨く。
処方されたブラシはクラプロックスのタフトブラシでした。
クラプロックスの歯ブラシは使ったことがありましたが、タフトは初めて。
触った感じ毛は密毛で結構しっかりしてるのに、歯肉に当たっている感じがゼロ。
先端の尖りも緩やかで、少し磨いただけでつるっつる!
やっと探し求めていたケア方法に辿り着けました。
こちらのTepeのコンパクトタフトもおすすめだそうです!
タフトブラシの指導といえば
というイメージですが
画一的ではなく口腔内に合わせて指導方法を変える必要があります。
あと注意したいのが、市販で売っているタフトブラシ。
めっちゃめちゃ毛が硬いです。
見本で市販品を1本持っておいて、指導の際に歯科専売品と触り比べていただくと患者さんも違いがわかるのでいいかもしれませんね。
PLのTBIの講義で「処方する歯ブラシは私たちの好き嫌いで決めてはいけない」とあります。
沢山の選択肢の中から患者さんの最適を選べるようになるには知識をつける必要があります。
患者さんが手に取りやすいのはドラッグストアなどで売っている市販の歯ブラシです。
私自身臨床から離れているため、最近は市販の歯ブラシを買うことが多いです。
ライオンから出ているゴムの歯ブラシ使ったことありますか?
今までゴムで歯が磨けるのか?と思っていましたが予想に反してしっかり磨けました。
ただ“ふつう”では硬く感じ、“やわらかめ”が私にはちょうど良いと感じました。
このように意外と良い歯ブラシに巡り会えたり、表示と違う事に気づいたりがあるので時々市場調査に行くのはとても大事です!
今やドラッグストアの歯ブラシコーナーや大きめのホームセンターは歯科専売品も置いてあるところがあります。
岡村と奥野もPLでの電動ブラシの講義のためにヨドバシカメラに市場調査に行ったそうです。
今回参加したPL3日目は丸1日TBIまみれの講義・実習で、患者さんへの最適を考えられるようになるヒントが満載でした!
今年度のPLはありがたいことに満員御礼なのですが、
ラプトレOSAKA ではTBIの1dayセミナー も定期的に行っています。
歯ブラシのことをもっと知りたい!という方はぜひ受講してみてください!
今週のおすすめは半年前に久々の新作がUPされたミラーテクニックシリーズです。
診査の際に3WAYシリンジはエアーをかける目的でしか使っていない方が多いと思います。
頬粘膜の圧排にも使用すると術者ポジションをほとんど変えずに診査ができますよ!
4月に新人さんを迎える前に、ぜひご覧ください。
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