第1回 歯科衛生士のカナダ留学

ついに!コロナ禍でのカナダ入国!〜2週間の隔を経て〜

西川百合子 西川百合子

# コラム

 

留学中の歯科衛生士が教えてくれる、カナダの歯科事情と海外生活・外から見た日本のこと。

 

 

初めまして。今回からブログを担当する西川百合子です。

実は、現在私はカナダ在住で語学留学中です!

とは言っても、カナダに着いたのは2021年の1月からなので、まだ1ヶ月程しか経っていません。

 

 

なぜ歯科衛生士がカナダに語学留学?

と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、そのなぜの部分を掘り下げながらブログを更新していきたいと思っています。

 

また、日本の歯科衛生士さんの中にも海外に留学をしてみたい方や、英語に興味がある方もいらっしゃるかもしれません。

そういったことに興味がある方も、もちろん興味がない方にとっても、外側から日本をみるという私の小さな体験が何かのヒントになったら嬉しいなと思いながら書かせていただこうと思っています。

 

私のカナダ留学までの経歴を少し書いておきます

なぜラプトレメンバーとしてブログを?そう思われた方のために、少しだけ!

 

  • 2019 5 13年勤めた歯科医院を退職
  • 2019 7 カナダのハリファックスに語学留学
  • 2020 1 コロナの影響と体調不良(コロナではありません!)で一時帰国
  • 2020 4 ラプトレのスタッフ、後にトレーナーとして働き始める

 

 

★ラ・プレシャス代表の岡村さんを初め、皆様との出会いはちょうどこの時期になります!

私は以前務めていた歯科医院で長年指導をするお仕事をしていたこと、大切なことを伝えながら一緒に成長できる環境が大好きだったことから、日本に滞在する間少しでもそういったお仕事に携わりたいと思い、『 ラプトレOSAKA 』という場所を見つけ出した時には、感動で震えが止まらず、気づいたら自動的にメールを送っていた。という私にとって、必然的な出会いの経緯があります。(笑)

 

  • 2021 1 カナダのトロントへ再度語学留学
  • 2021年3月 ブログの連載開始!

昨年4月の出会いがあり、現在カナダからのブログをお届けする運びとなりました。

少し長くなってしまいましたが、これからよろしくお願いいたします!

 

 

カナダ入国までの準備とは?-コロナ禍留学で絶対に必要なもの-

  1. ビザ
  2. 健康状態チェックアプリ
  3. 隔離パックの申し込み

 

【私が選択したのは:学生ビザ / Student visa

日本にいる間に私がまずやったことは、学生ビザの延長申請です!

コロナ禍でのカナダ留学に有効なビザは、現時点では学生ビザだけなんです。

私はもともと学生ビザ保持者だったので、それが切れたら次回はいつカナダに入国できるのかわからない状況だったこと、しかも20213月までに取得している学生ビザのみ有効なため、それ以降のビザの新規の申請は今もストップしています。

 

【もう一つの選択肢:ワーキングホリデービザ / Working holiday visa

皆さんもワーホリという言葉を耳にしたことがあるかとは思いますが、ワーホリは “Working holiday visa” と言って、その国で働くための資格を1年間与えてもらえるというものです。これには年齢制限があり、カナダでのリミットは30歳までと決まっています。

コロナ禍の今は、実際このビザを使って渡航しても仕事が見つけられないので、カナダの企業からオファーがないと実質入国することはできません。

 

 

【カナダ政府が義務付けているアプリ:ArriveCAN

カナダに入国するためには、このアプリが必要になり、このアプリ上で健康状態に異常や何らかの症状がないかをチェックする必要があります。

 

【隔離パックへの申込】

現在は、ホテル+食事+送迎が組み合わさったものを事前に申し込間なければカナダに行くことができない仕組みになっています。

 

早くから学生ビザの延長をしておいたことなど、可能性を探して早めに行動することが大事だなと改めて感じました!!

 

 

待ちに待った渡航日!!

年が明けた1月6日、遂に1年ぶりにカナダに向けて出発しました。

本当は116日の出発だったのですが、もしかしたら入国制限がかかるかもしれない..と思い、少し出発を早めたんです。

しかし、突然カナダ政府からの発表で、17日以降の入国者にはPCR検査の3日以内の陰性結果が必須となり、慌ててPCR検査を受けたりと、バタバタだったことを遠い昔のことのように感じます。。

大好きな愛犬との別れを惜しみながら行ってきます!

 

 

【トロントまでの道のり】

私の今回の渡航先はカナダのトロントですが、国際便が少ないこと、また以前にハリファックスにいた関係で一度ハリファックスに到着しなければなりませんでした。(サヨナラmoney~)

 

私の便は以下の通りです。

・大阪(伊丹)→東京(羽田)→バンクーバー→トロント→ハリファックス(2週間の隔離生活)→トロント //  合計38時間のフライト

という流れでした。。

本当に長かったです。。

 

伊丹での厳重なチェックに1時間、バンクーバーでの10時間のトランジット(乗り継ぎ時間)とトロントにいるのにその地を踏めない辛さが一気に私を襲って来ました。(笑)

 

伊丹空港でのチェックは、なかなかこの時期に留学する人はいないせいか、少し手続きに戸惑割れているようでした。

余談ですが、私のエージェント(カナダの仲介業者)さんにも、まずこの時期にカナダに行く人はいませんね!と言われたのをハッと思い出しました。。

 

 

各空港は飲食店などのお店もほとんど閉まっていて、閑散として人がほとんどいない状況でした。バンクーバーで少し仕事をしながら、長~い待ち時間を体に悪いポテトフライと一緒に過ごしました。

 

 

 

14日間の隔離生活…!!

ハリファックスに着くとタクシーで予約しているホテルに向かいました。

私にとってハリファックスはもう一つの故郷なので、1年ぶりに来ることができて、なんだか感極りました!

 

隔離中の2週間は、朝、昼、晩、とコンコンコン!というノックの音とともに、スタッフさんがドアの前に食事を運んできてくださいます。

こんな感じです!

 

実は私は1年前からお肉を食べない生活をしているのですが、事前にそのことをホテル側に伝えると、当然のようにVegan対応をしてくれました!

やはりこの対応に関してはカナダは移民の国なので、そういったことへの対応が素晴らしく、とても有り難いな~と感じました。

(お肉を食べないことについては、また別の回でお話したいと思います。)

食事の味は美味しいんですが、量がとっても多いのです。

 

のマカロニはカナダ人の大好物なんですが、15×20cm の箱にぎっしり詰まっておりました。(笑)

 

また、やっとオンラインで英語の授業も開始できたのですが、最初はとっても焦りつつやはり1年の壁は大きいと..。でもどんなこともすぐにできるようになることはなく、何でも日々の努力の積み重ねが大切だなと思いながらまた改めてスタートを切りました!

 

現在はやっと3週間ほど経ち、生活リズムや英語も少しずつ感覚を取り戻しながら、やっぱりカナダ大好きだな~、英語っていいなぁと思いながら過ごしている今日この頃です!

次回はそんなカナダでのロックダウン中の日々の生活について、お話ししたいと思います!

 

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