
みなさん、こんばんは。
今回のブログは、檜皮が担当いたします。
今回のテーマは
「日本歯周病学会認定歯科衛生士取得への道!」です。
ラプトレOSAKAにレッスンに来られる受講生さんからも、認定取得についてのご質問を受けることが、よくあります。
「日本歯周病学会認定歯科衛生士って聞いたことはあるけど…」
「どうやって取るの?」
「症例って、何を準備したらいいの?」
「私にも取れるのかな?」
などの質問です。
檜皮が、日本歯周病学会の認定を取得したのは9年前。
歯科衛生士として働いていると、少しずつ臨床経験を積む中で、
「もっと歯周病について深く勉強したい」
「自分の臨床を形に残してみたい」
と思うこともありますよね。
そんなときに、ひとつの目標として考えてみたいのが日本歯周病学会認定歯科衛生士です。
その何年か前から色々と考えていましたが、当時はパート勤務で症例を集めづらく、認定歯科衛生士の先輩もいなくて、専門医や認定医もいない。
何からどうやったらいいのかもわからず、手探りでの症例集めからスタートしたのを思い出します。
今回は、そんな檜皮自身の経験も交えながら、
「興味はあるけど、何から始めたらいいかわからない!」
という方に向けて、認定歯科衛生士になるまでの道のりを、できるだけわかりやすくまとめてみたいと思います。
Contents
日本歯周病学会認定歯科衛生士は、歯周病の予防や治療について必要な知識・技術を身につけ、認定歯科衛生士試験に合格した歯科衛生士に与えられる資格です。
……と聞くと、ちょっと難しそうに感じますよね。
でも、認定取得を目指すことは、単に「資格をひとつ増やす」ということだけではないと私は思ってます。
患者さんの状態を改めて振り返り、
「どうしてこの患者さんは改善したんだろう?」
「ここはなかなか改善しないのはなぜ?」
「私が行ったTBIやSRPには、どんな意味があったんだろう?」
と、自分の臨床について考える機会にもなります。
資格取得を目指す過程そのものが、歯科衛生士としての学びにつながる。
そんな資格だと思います。

ここからが本題です!
ざっくり言うと、
①申請資格を確認する
↓
②症例を準備する
↓
③必要な書類を作成・提出する
↓
④書類審査
↓
⑤ケースプレゼンテーション試験
↓
⑥合格・認定!
という流れになります。
ひとつずつ説明していきます!
最初にすることは、
「私、申請条件を満たしているかな?」
の確認です。
日本歯周病学会には、認定歯科衛生士の申請資格を確認するためのチェックシートがあります。
「いつ学会に入会したかな?」
「学術大会への参加回数は足りてるかな?」
「勤務年数は大丈夫かな?」
など、まずは自分が条件を満たしているか確認してみてください。
ここを最初に確認しておくと、その後の準備がぐっと進めやすくなります。
認定取得を目指すうえで、とても大切なのが “症例” です。
「症例って、試験を受けるときに探せばいいんじゃないの?」
と思うかもしれません。
実は、ここがポイントです。
すぐに準備できるわけではないので、症例は、できるだけ早い段階から意識しておくことがおすすめです。

認定申請では、初診からメインテナンスまたはSPTまで担当した歯周炎症例など、一定の条件を満たした症例が(5症例)必要になります。
そのため、「この患者さん、症例として追ってみようかな」
と思ったら、普段の診療の中で必要な記録をきちんと残していくことが大切です。

必要な記録の一つとして、節目ごと(初診時、メインテナンスやSPT移行時、現在のメインテナンスなど)の口腔内写真やエックス線写真は、必須になります。
そんな大切な資料の一つとなるエックス線写真。
規則性があり、より正確に残すことも症例作りに欠かせません。
10枚法の撮影をスムーズに行うことで、患者さんの負担軽減や信頼関係の構築に繋がります。
こちらの動画でチェックしてみて下さいね!
ここ、とっても大事です。
こうしたものを、一つひとつ記録しておきます。
そして、
「この患者さんに、私は何をしたんだろう?」
だけではなく、
「なぜ、それをしたんだろう?」
と考えてみる。
患者さんとの会話のやり取りや、自分がどう感じたかも記録しておく。
これが症例をまとめるときに、とても大切になってきます。

必要なデータがそろったら、申請書類や症例資料を作成します。
ここで、
「うわ……書類いっぱいある……」
となるかもしれません(笑)
でも、最初から全部を完璧にやろうとしなくて大丈夫。
必要なものをひとつずつ確認しながら進めていけば大丈夫!
日本歯周病学会では、申請に必要な様式や症例提出用の資料が用意されています。
提出前には、必要な書類や記載内容に漏れがないか、最新の案内をしっかりと確認しておきましょう。
書類審査に合格すると、次は「ケースプレゼンテーション試験」です。
9年前に私が受験した時は、PowerPoint(Windows用)を使用してスライド作成しました。
ここでは、自分が提出した症例についてプレゼンテーション(10分)を行い、口頭試問(5分)を受けます。
つまり、
「症例を作って終わり!」ではありません。
自分が担当した患者さんについて、
などを、自分の言葉で説明できることが大切です。
だからこそ、症例をまとめるときから
「この患者さんについて、自分はどう考えているんだろう?」
と意識しておくことが、このケースプレゼンテーションにもつながります。
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私が受けたケースプレゼンテーション試験の時は、患者さんについての質問や、症例作成後の現在についても質問がありました。
そのため、症例を作成した後の患者さんの経過を追っておくことも大切です!
この試験中の私は、本当に口から心臓が出てしまうんじゃないかと思うくらい緊張して、頭が真っ白になっていました!笑
ケースプレゼンテーション試験は、ここまで準備してきた症例を、実際に人に伝えるという試験です。
私が以前、症例発表をしてみよう!というテーマで書いたブログがあります。

症例発表を経験することも、認定歯科衛生士を目指すうえで、役立つ経験になるかもしれません。
ご興味のある方はこちらもご覧下さい!

試験に合格し、必要な手続きを終えると、晴れて認定歯科衛生士です!
……でも、ここがゴールではありません。
認定資格は5年ごとの更新が必要です。
更新に必要な単位を取得しながら、学会や研修会などで継続して学んでいきます。
つまり、
「認定を取ったら勉強は終わり!」ではなく、認定取得後も学び続ける。
それも認定歯科衛生士の大切なところなんです!
「認定歯科衛生士、興味はあるけど……」
「まだ私には早いかな」
そう思っている方もいると思います。
でも、認定取得を目指すために、特別なことをいきなり始めなくても大丈夫。
まずは、明日の臨床から、
目の前の患者さんを、いつもより少し丁寧に見てみる。
そこから始めてみましょう!
そんな風に、患者さんの経過を振り返る習慣をつけてみる。
そうすると、いつもの臨床が少し違って見えてくるかもしれません。
認定歯科衛生士を目指す道のりは、決して簡単ではないかもしれません。
症例をまとめたり、勉強したり、プレゼンテーションの準備をしたり…。
「大変そうだな」と思うことも、きっとあると思います。
でも、その過程で
そんな経験が、歯科衛生士としての自信につながっていくのではないでしょうか。
もし今、
「認定歯科衛生士、ちょっと気になるな」
と思ったなら、それは最初の一歩かもしれません。
「いつか取れたらいいな」から、「ちょっと目指してみようかな」へ。
ラプトレOSAKAは、そんな歯科衛生士さんの「やってみたい!」を応援しています。

※申請資格・症例条件・提出書類・申請期間などは変更される場合があります。
実際に申請をされる際は、日本歯周病学会公式サイトで最新情報をご確認ください。

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