第1回 医院インタビュー きたいま歯科様

月に1度の答え合わせで自信をつけることができました。

野坂大 野坂大

# コラム

連載: 医院インタビュー きたいま歯科様 全3回

弊社がサポートをする歯科医院に医院研修のご感想や変化をお伺いしました。

 

歯科衛生士のサポートをするラ・プレシャスの医院研修をご依頼頂いている医院にお勤めの歯科衛生士の方にご感想をお伺いし、医院研修を受けられる前のご自身のお悩みから、その後の成長や医院全体の変化までを語って頂きました。

(聞き手:ウェブサイト制作担当 ヒトノチカラ製作所)

 

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http://kitaima-dc.com/index.html

 

インストラクターの岡村が医院研修で6年間行かせて頂いています。

院長先生始め、1人1人が丁寧に患者さんと向き合われている、とても優しい歯科医院です。

院長先生、受付、アシスタント、衛生士2名の歯科医院さま。

アットホームな雰囲気とメンテナンス枠が60分あり、ゆっくりと患者さんに接することができます。

 

 

歯科衛生士歴はどれくらいですか?

 

6年目になります。(2016年の4月時点)

 

岡村の研修を受けて何年になりますか?

 

私が勤め始めた頃には岡村さんが研修に来ておられたので、(2016年4月で)6年目になります。

 

おもにどういった仕事をされていますか?

 

基本的には、歯科衛生士としてのクリーニング・P処やメンテナンスが主な業務ですが、先生のアシスタントにもつきますし、忙しい時には受付でのお会計や予約を取ることもあります。

他には院内の掲示物を分担して作ったりもしています。

 

1日に何人くらいの患者様に対応しますか?

 

1日多くて8人です。お子さんだと30分のチェアタイムですが、大人の方だと60分お時間をいただいています。

他院と比べるとお1人あたりにかけられる時間が長いので、経営のことを考えると1人に60分というのは厳しいのではないかと思っています。

ですが、おかげさまで岡村先生から学んだことをどんどん実践できる環境です。

 

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歯科衛生士になった理由はなんですか?

正直、“患者さんを良くしたい”とか“人のために”という訳ではなく、ただ資格が取れるので結婚してブランクがあったとしても長く続けられるかな、、、と。

親からの話や、自分でも調べていくうちに自分にもできるかな、と思うようになりました。

看護師さんは人の命を扱う重さがあり無理かな、と思ったので、歯科衛生士なら、と気軽に選びました。

 

ただ資格が取れるから、という気軽さから大学に入ったのですが、後にそんなに簡単な仕事ではない!と気付かされました。

入ってすぐの頃はわからなかったのですが、3年目を超えたくらいから色々なことができるようになり、ただ口の中のことだけではなく、その患者さんの全身の状態や生活背景まで診なければならないということを教えてもらい、歯科衛生士という仕事の深さを知りました。

 

 

岡村の第一印象はどうでしたか?

 

すごい人がこの医院には来てるんだ!と思っていました。

小柄で、綺麗でいつもニコニコ笑顔が素敵な方だなという印象だったのを覚えています。

 

入社当時のきたいま歯科の状況、雰囲気はどんな感じでしたか?

アットホームなのは今と変わらないように思います。

ただ自分自身、仕事ができなかったのもあるんですが、院長は今より怖かったです。。

いまはスタッフを大事にしてくださっています。

ただ、当時は厳しく感じて辞めようかなと思ったこともありました。

6ヶ月くらいまではそんな感じでした。

 

先輩が居てくれたことと、岡村先生が色々なことを教えてくれていたことが大きかったです。岡村先生は褒めて伸ばしてくださるので頑張ろうと思えました。

岡村先生が居なかったら辞めていたかもしれませんが、強い味方だったのでここまで来ることができました。

 

 

その時に抱えていた不安や悩みはありましたか?

技術的なことが悩みでした。

マネキンで練習していましたが、なかなかうまくならず患者さんとのコミュニケーションなんて、まだまだ考えられないくらい技術面での課題が山積みでした。

 

今では院内研修のシステムが出来上がっているので、後輩と一緒に練習し段階を踏んでから、岡村先生にチェックをしてもらっています。

 

 

解決しようと取り組んだことはありましたか?

 

岡村先生と症例検討を繰り返していました。患者さんのことでわからないことがあると、メモをして、岡村先生が来るのを待っていました。

月に1度、岡村先生が来た時に、質問の答え合わせをしながら勉強をし、自信を付けてきました。

今では深刻に悩むことはほとんど無くなりましたが、岡村先生が来る時にはやっぱり質問を抱えて待っていますね!

 

 

岡村の研修の特徴はなんだと思いますか?

 

個々のレベルに合わせた指導をしてくれます。

1人1人の経験年数に合わせて研修内容を考えてくれます。

実際に患者さんを見てくれることもあります。

衛生士業務は、ほかの人が行っているのを見ることがほとんどないので、岡村先生の診療を見ること、話している内容を聞くことがすごく勉強になります。

 

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研修を受けてからの変化をおしえてください。

 

まず、岡村先生が居なかったら私は辞めていたと思います(笑)

時には厳しい指導も必要だと思うんですけど、個別のレベルにあった指導プラス、褒めて伸ばして頂けるので、研修が楽しいし、喜びがたくさんあります。

月に一回すごく楽しみにしています。

 

患者さんのことはもちろんですが、女性としての悩みも聞いてもらっています。1人の女性としても本当に素晴らしい方です。

 

 

歯科衛生士という仕事に対する印象は変わりましたか?

 

初めは、ただ歯石があれば取ればいい・歯磨きをすればいい、というクリーニングマシンのようなイメージでした。ですが、それだけではなくて、患者さんの全身のことや生活背景を診るという深い仕事だな、ということに気がつけました。

 

初めは聞けないことが多かったのですが、岡村先生がレントゲン写真や検査結果を見て「この患者さんは○○なんじゃない?」と言ってくださるので、それを患者さんに聞いてみると『どうしてわかったの?』と言われることが多かったんです。

患者さんと実際にお会いしていなくてもそこまで分かってしまうなんてすごいな!と思っていました。

岡村先生のようになりたいなとずっと思っています。

 

 

衛生士という仕事が好きですか?

 

今は好きです!患者さんから喜んでもらえることが増えて、会話が弾むことも増えました。

最初は患者さんが私の名前を覚えてくださることが嬉しかったです。

この前も遠くに引っ越される患者さんがいらっしゃったのですが、「葛谷さんに会えなくなるのが寂しいです」とお声を掛けてくださり、歯科衛生士って本当にいい仕事だなと思えて、あらためてやっていてよかったなって思います。

 

 

きたいま歯科の魅力はなんですか?

 

院長先生自身がとても勉強熱心で、よくセミナーに行かれてたり、自分を磨いてらっしゃることや、衛生士を、ただクリーニングをしておけばいいという扱いではなく、すごく大切にしてくださること。

 

メンテナンス時間にゆとりを持たせてくださり自分たちのやりたいことをやらせてくださること。

Tender space(ラ・プレシャスが運営する歯科衛生士スクール)などの勉強会を勧めてくださったり、費用も負担してくださったり。

他の医院ではそういうことはあまりないみたいなので。

 

初めはしんどい時期もありましたが、今ではここに居られて良かったなと思っています。

院長先生の考え方次第で医院の中は全く違うと思いますので、本当にありがたいと思っています。

 

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