SRPの回数どう決める?

更谷真耶 更谷真耶

# コラム

 

みなさんこんばんは。

今夜のブログは更谷が担当いたします。

 

今日のテーマは

SRPの回数決定についてです。

 

SRPの回数決定の大事な要素

SRPの回数を決めるとき、

私たちは何を基準に考えているでしょうか。

 

歯周ポケットの深さ、

歯石の量、

出血の有無や質。

もちろんどれも大切な情報です。

 

でもそれと同じくらい

「この患者さんにとって、

今どんな進め方が無理なく通えて、

安心できるか」も、

回数決定の大事な要素だと

私は感じています。

 

SRPの回数は「治療の設計」

 

SRPは、「どれだけ取るか」

だけの処置ではありません。

  • 何回に分けるか
  • どの順番で進めるか
  • どのタイミングで再評価をするか

これらすべてが、

治療全体の設計だと思っています。

 

回数を決めることは、

患者さんの口腔内だけでなく、

その人の気持ちや生活にも

目を向けることなのかもしれません。

 

回数決定で、私が意識している
3つの視点

炎症の強さと広がり

一度にどこまで触れてよい状態か。

「取れるかどうか」だけではなく、

炎症が強すぎないか、

患者さんが痛みに耐えられる状態かを

確認しながら進めることを意識しています。

 

患者さんの理解度と不安の大きさ

説明をどこまで理解し受け取れているか。

不安が強い方には、

あえてゆっくり進めたり、

回数を分けることも

優しい選択肢だと思います。

 

継続できるかどうか

頑張りすぎて来院が遠のいてしまうより、

少しずつでも「続けられること」の方が、

結果的に良い経過につながることも多いと

感じています。

 

回数が増える中で、

患者さんに疲れや迷いが見られたときには、

一度立ち止まり、

間隔を調整することも

必要な判断のひとつだと思っています。

 

ラ・プレシャスが制作している
SRPポジショニングマップにも、
回数や順番決定の極意が書かれています!)

 

患者さんと一緒に進める治療へ

経験を積むほど、

「このくらいの回数が必要そうだな」

という感覚は自然と身についてきます。

 

しかし、

その感覚は患者さんには見えません。

 

だからこそ、なぜその回数が必要なのかを

言葉にして伝えることが

大切だと思っています。

 

それだけで、SRPは “受け身の治療” から

 “一緒に進める治療に変わります。

 

私たち歯科衛生士の説明力も
重要な役割

さいごに

SRPの回数の正解は、一つではありません。

 

一度決めた回数も

治り方や患者さんの状況によって

変わることがあります。

 

だからこそ、

再評価を行いながら

必要に応じて再治療を検討したり、

麻酔下での処置や外科的な選択肢も含めて、

患者さんと相談しながら

一緒に考えていくことが

大切だと思っています。

 

そのためには検査結果から

現在の状態を的確に読み取り、

わかりやすく伝えていくことも、

私たちDHの重要な役割のひとつです。

 

個別のSRPコースでは技術面だけでなく
症例相談やSRP全般のお悩みも解決します。)

 

明日からの診療で

回数や順番を決める意味を

少しだけ意識するきっかけになれば

嬉しいです。

 

インストラクター更谷がレビューします!

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