こんにちは!
今週のブログは、ラ・プレシャスの小ボス岡村が担当します。
「暑い!暑い!」が合言葉になっていた8月。
毎週のように暑さ対策グッズが増えていきました…(笑)
さて今回は、そんな夏の中で私・岡村が出会った
「あるお悩み」を解決したエピソードをお届けします!
Contents
話してくれたのは、臨床歴3年のDHさん。
「近心は手応えを感じられるんですが、遠心になると急に力が入りづらくて…」
「なんか操作がふわっとして、しっくりこないんです」
このモヤモヤ、解決しましょう〜〜!
実はこういったお悩みには、いくつかの “見直しポイント” があります。
今回は【チェックリスト方式】で一緒に整理していきますね。
「取れないんです…」と相談を受けたスケーラーを見てみると、そもそも研げていないこともあります。
それでは誰がやっても取れません…!
岡村がやってもムリ!(笑)
まずはここを見直してみましょう。
スケーラーを見ると、作業部が細くなりすぎていたり変形していることがあります。
そうなると無理な角度をつけないと歯石に届かず、そもそも届かすことが無理なことも…
結果的に歯肉への負担が増えてしまうことに…。
先がとがってる=よく切れる、ではないんです。
細く尖っている
シックルスケーラーのような形に…作業部が失われている
このようにスケーラーを真上からみる習慣をつけてくださいね。
今回のDHさんのつまずきポイントは、ここでした。
まずは下の写真を見比べてください。
どちらが正しい持ち方だと思いますか?
正解は「右」!
違いは、指の位置関係にあります。
岡村のSRP動画でもよくお伝えしてますが、
「親指で押したい」「中指で支えたい」…
「中指で押したい」「親指で支えたい」…
どっちの指も大切!
どちらかだけががんばってもうまくいきません。
「中指⇆親指のバランスがカギ!」となります。
例えば中指側方圧の場合
中指で押すだけでは力が逃げる
→ 親指で “受け止める” ように支えると安定
「押す指(中指)」と「受け止める指(親指)」がセットで
→ コントロールできる側方圧が生まれる!
親指側方圧↓
中指側方圧↓
ここまでで、正しい把持というのはバランスが大事であることが、おわかりいただけたでしょうか?
そして上の写真のように指先を使うことができていると、スケーラーを安定して動かすことができます。
今回のお悩み、遠心操作に多い中指側方圧に力を込めることができる
正しい把持は↓
全ての指がまとまっていることです。
小指がどうしてもピンとなる人がいますが、これにも考えられることがあります。
なぜかは長くなるので、またスレッズに書きますね(最近はじめました♡)
基本を見直すと、操作は変わります。
うまくいかない原因は、「技術不足」だけで終わらせるのではなく
✔ シャープニングの精度
✔ スケーラーの状態
✔ 持ち方・指のバランス
この3つを見直すだけで、遠心の操作がぐっと安定しますよ!
下記の動画、4:50秒ぐらいのところに持ち方を説明しています。
(有料コンテンツを無料で見れます)
昨年末より有料コンテンツをアップしてるんだけど、見やすさ、わかりやすさにこだわり制作してるので、みんなに、めちゃ見てほしい♡
毎日あちこち遠方に移動している岡村。
実はお休みの日に長時間移動の旅行はちょっと苦手(しかも飛行機は乗れません…)
気分転換は年4~5回の淡路島旅
今年も行ってきましたー!
かん太も海に浮かべてみたけど…結果は残念(笑)
この秋はラプレメンバーと淡路島にGoします♡
\シリーズ、最終回✨/
「院長が…」「人間関係が…」そんなふうに環境のせいにしてしまいたくなる時、ありませんか?
でも実は、自分の視点を少し変えるだけで、
景色が変わってくることもあるんです。
今回は、誰でも職場のリーダーになれる
“心のあり方” について語ります。
そんな “働く” すべての人に贈る、あたたかくて前向きになれるメッセージが詰まっています💌
堀部先生の心に響いた言葉や
職場を変えたいと感じている方に
絶対読んで欲しい本も紹介されていますよ!
▼こんな方におすすめ
🦷「なんとなくSRP」から卒業しよう!
今回のトレーニングは、アクリルスティックとマジックを使って
“親指側方圧” の感覚を育てるワーク。
スケーラーの先端2mmをどう使う?ストロークはどう重ねる?
実際の歯石は見えないからこそ、この見えるトレーニングで確実な操作感を身につけよう!
「ちゃんと当てているつもりだったのに…」の原因、ここで解決できます💡
▼こんな方におすすめ
歯科衛生士の診療に
役立つ情報を発信!