こんばんは
今週はチームバックエンドの木部が担当します。
12月も半ばを過ぎ、今年も残すところあとわずかですね。
先日、自分史上最大レベルのギックリ腰をやってしまい、
何日か仕事をお休みしてしまいました
ギックリ腰は普段の生活習慣や背骨の柔軟性が大きく関わるとのことで、
治った今も予防のために通院を続けています。
マッサージやストレッチなどのセルフケアと定期管理。歯周病の治療と同じですね〜
12月はギックリ腰の受診が多いようなので、みなさまもお気をつけくださいね。
朝にラジオ体操をするのがおすすめです。
本日のメルマガは新分類とっつきにくいと感じていた私が、
新分類すごい〜なるほど!となるまで噛み砕いたものをお伝えする第2弾
歯周病の定義を知ろう!をお送りします。
第1弾の『健康な歯肉と歯肉炎を知ろう!』を読んでから読み進めていただくと
より理解が深まると思いますので、まだの方はこちらからどうぞ。
こちら、かの有名な歯周病新分類の表です。
誰もが1度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
新分類を難しくしている原因
私はずばり、『CAL』という用語だと思います。
CALという略語には2つの意味があり、
1つ目はみなさまお馴染みの『クリニカルアタッチメントレベル』
歯周炎の診断には↑これを理解するのがめっちゃ重要です!
(今週のおすすめ動画の中で詳しく解説しています)
そして2つ目は『クリニカルアタッチメントロス』
歯周病などによってどれだけアタッチメントが失われたかを評価する目印のこと。
同じ『CAL』という略し方なので非常にややこしい!
なので今回はCAレベルとCAロスと略します。
ちなみに新分類で使われる『CAL』はCAロスです。
表記はCAロスですが、CAレベルの数値で大丈夫です。
まずは歯肉炎と歯周炎の違いをおさらい
このように1歯単位で見た時は、
炎症がある歯肉の歯周ポケットにプローブがCEJを超えて入ると歯周炎です。
元はCEJまでしっかりと付着があるという前提なので
CEJを超える=アタッチメントロスが起きているということになります。
そして“炎症がある歯肉”という部分にも注目!
3mmより深いポケットがありBOPが(+)ということです。
そして新分類では一口腔単位(患者レベル)で見た時の歯周炎の定義があります。
①隣接しない2本以上の歯において2mm以上の隣接面のCAロスが存在する
もしくは
②2本以上の歯において、頬側または舌側に3mm以上のCAロスを伴う3mm以上のPPDが存在する
このあたりがややこしいのですが
キーワードは『2本以上の歯のCALで判断する』ということ
2本で判断する理由は計測ミスや、歯周炎以外で
アタッチメントロスが発生しているものを除外するためです。
ちなみに歯周炎以外でアタッチメントロスが起こる要因は
上記を除いて歯周炎を診断するには
必ずレントゲンを見ながらプロービングすることが大事です。
この先は新分類のステージ、グレードの話へと進んでいきますが、
そこを知れば新分類はグッと身近に感じるはずです。
長くなってしまったので、続きはまたの機会に書きます〜
今週は、プロービング基礎知識の動画をおすすめします。
こちらはプレミアム動画なのですが、
どうしてもみなさまに見ていただきたくて岡村に相談したところ
本日より1/5まで無料公開することが決定いたしました!
今日お話しした話が難しく感じた方、
この機会に動画を見て、クリニカルアタッチメントレベルをしっかり理解してくださいね。
先日ハローキティ展を見に行ってきました!
今はキティちゃんよりミャクミャクさんの方が好みですが
左下の写真は私が幼少期に使っていたものが沢山あり、とても懐かしい気持ちになりました
今年は暖かかったので11月末にもかかわらず綺麗なイチョウも見ることができ
家に引きこもってないで外に出るのもいいもんだと感じた1日でした。
歯科衛生士の診療に
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