こんにちは、更谷です。
夏本番!毎日暑いですね。
ラプトレOSAKAに面している靱公園では蝉が大合唱。
それを聞くと夏がきたー!と実感します。
みなさん、くれぐれも熱中症にはお気をつけください。
近頃ラプトレOSAKA 内で医院研修を受け持つ事が増えてきました。
訪問型の医院研修のほかに、ラプトレOSAKAにお越しいただき
医院研修を行うというメニューがあります。
単発のレッスンとは違い、医院に合わせたカリキュラムを作成し
数回に渡った研修を行います。
新人研修、SRP研修など内容は様々。
同じ医院から数名の衛生士さんにお越しいただき研修をすることもあれば、
一人の場合は他院さんとペアリングする場合もあります。
初日は皆さん緊張されていると思うのですが、
すぐに打ち解け仲良くなっている印象です。
仕事をしていると横のつながりができることは少ないと思うので、
同じ境遇の方達が意気投合しているのを見るとこちらも嬉しい気持ちになります♪
先日から始まった二組のSRP研修。
どちらもまずはシャープニングからスタートです。
1日かけてシャープニングを学ぶので集中力のいる研修になりますが、
終わった後に
「マンツーマンで手取り足取り学べるセミナーは少ないので、最後まで
疲れる事なく楽しく研修できました。夜中までだって研げちゃいそうです!笑」
と前向きなお声をいただきありがたかったです。
これからもっともっと集中力のいる
マネキンを使用したキュレット操作のトレーニングに入っていきます。
頑張りましょうー!
シャープニングが苦手!と言う衛生士さんに聞いてみると
「どこまで研いで良いのかわからない。」
「なんとなくやってるけど、合っているのかわからない。」
「下手にするとどんどん変形してしまいそうで怖い。」
こんな言葉が返ってくることが多いです。
キュレットスケーラーは消耗品です。
SRP、シャープニングを繰り返す事でブレードの部分は必ず消耗していきます。
キュレットに限らずですが、
消耗していく道具をできるだけ長く、大切に使っていくこと
がゴールなのかなと考えます。
SRPでよく使うブレードの先端部分は先細になりやすいです。
医院に先が細細になったキュレットやスケーラーが眠っていませんか?
細くなってしまったものは、側方圧をかけると折れやすく
歯周ポケット内で使うことはおすすめしません。
ただ、縁上の叢生部分や根が近接している部位のプラーク除去には役立ったりします。
シャープニングで形態修正をして
原型に近い形に復活させることも一つの手立てです。
もちろん、初めから先細りしないように原型を保ち
少しずつ小さくなっていくような形で
シャープニングを行なっていくことが最善です。
シャープニングはテスティングも含めて、
やればやるほど成果が出て、やればやるほど大事さがわかる作業です。
この工程の大切さに気づくと、必ずSRPの上達に繋がるはずです!
なかなか手が出せない方も多い
先端カーブの研ぎ方について詳しく解説した動画です。
スケーラーを半月状の原型に保つために必要な知識なので、ぜひご覧ください!
歯科衛生士の診療に
役立つ情報を発信!